2004年 12月 15日
有馬記念1週前追い切り ジャパンCでは直線で猛然と先頭に立ち、“復活か”と思わせた。 「使った後も順調。脚もとの不安もない」(島助手)。 8、12日にも軽いとはいえ坂路を2本ずつ駆け上がって 確実な復調をうかがわせるGI3勝馬がけさ、さらなる上昇をアピールした。 坂路2本目に2秒5先行したシルクパフォーマー(2歳新馬)をクビ競り落としてゴール。 攻め動かぬ馬が珍しく先着してみせた。叩き3戦目、再度の“ミラクル”へ、態勢は整いつつある。 ということで全盛時のような追い切り時計が出てしました。 秋2戦よりかは良い時計が出るとは思っていましたが、まさかここまでいくとは…… 一応、秋2戦の追い切りと比較してみると 天皇賞(秋) 栗東 坂路 稍重 角田 脚色一杯 56.5-41.6-28.0-14.6(1週前) 栗東 芝 稍重 角田 脚色一杯 77.5-61.9-48.5-36.0-12.1 ジャパンカップ 栗東 坂路 良 助手 脚色馬也 59.7-43.8-28.8-14.3(1週前) 栗東 坂路 良 角田 脚色一杯 55.9-41.2-27.8-14.5 有馬記念 栗東 坂路 良 助手 脚色一杯 53.4-38.9-25.4-12.8(1週前)←←←今回 と、その出来の違いが一目で分かっていただけるでしょう。 更に好調時の追い切りがどんなものだったかと言うと、 2003年 天皇賞(春) 栗東 坂路 良 角田 脚色一杯 53.4-39.3-12.8 2003年 宝塚記念 栗東 坂路 良 角田 脚色一杯 54.0-39.4-12.7 2003年 京都大賞典 栗東 坂路 良 角田 脚色一杯 53.6-39.2-12.4 と、こちらは今回の1週前追い切りとその内容がほとんど一致していることが分かっていただけるかと。 すなわち、いよいよヒシミラクルの体調が全盛時のものに戻ってきたということなのです。 体調さえ戻っていればもうゴール前で失速するなんていう無様な姿は見せません。 馬の気力もジャパンカップで速いペースを追走していき、 直線入り口では先頭に立つ積極的な姿を見せていたことからも全く萎えていません。 中山2500mさえこなすことができればこの有馬記念で4度目のミラクルが起こっても全く驚きはないでしょう。 今年のグランプリがいよいよ楽しみになってきましたよ!
by roycejp
| 2004-12-15 22:02
| 調教
|
ファン申請 |
||