2004年 12月 20日
19日に15-15を乗っていたヒシミラクルですが、実はこれ放馬してカラ馬になった状態で出した時計らしいです。 以下、20日のサンスポの有馬記念ドキュメントより引用。 栗東ではいきなりアクシデント。開門からしばらく経った午前3時40分頃、 前夜に栗東入りしたばかりの越智が、眠い目をこすりながら坂路モニターをチェックしていると、 スタート時点で芦毛馬が騎乗者を振り落として暴れている。 暗闇ではっきり確認できなかったが、芦毛ということで、「まさかヒシミラクルでは?」と嫌な予感。 馬はついに手綱を振りほどいて登坂を開始。モニターには思った通りの馬名が表示されていた。 カラ馬となったG1・3勝馬は、気分良さそうにゴールまで駆け抜けて、4ハロン55秒6-42秒0-14秒6を計時。 これは一大事と、記者勢が坂路のゴール地点にある控え室に急行すると、そこには島調教助手の姿が…。 幸い、馬はすぐに捕まった様子で島助手も落ち着いている。 「もともときょうは15-15をやる予定だったからね。カラ馬でこの時計なら問題ないんじゃない。 馬も最後はセーブしていたしね」とノープロブレムの様子だ。 しかも、「普段は大人しいけど、元気がいいときはああいうことがあるんだ。バネが違うし、並の馬じゃないから、 前はオレも何度も振り落とされたよ。菊花賞の前にもそんな感じがあったし、ヤル気が出てきて、イキのいい証拠。 馬は衰えてないんだよ」と今回の放馬を前向きに捉えている。 確かに、休み明けを使われながら、競馬内容も調教内容も上向いている。 終わってみれば、この放馬が完全復活のサインだったということも? 放馬しても予定通りの調教を行うとはさすがヒシミラクル(笑) 早く走りたくてウズウズしている状態なのでしょうか。 あまり放馬というのは好きじゃないですが、1年以上休養していた馬に活気があるのはとてもいいことだと思います。
by roycejp
| 2004-12-20 07:56
| 近況・次走報
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